今月の「つくばヘレナ高等学院ヘレナ中等部」の企業人を知る授業では、女性のお坊さんとして活動されている二瓶さんをお招きし、学生たちに向けてお話をしていただきました。
二瓶さんは、悩みを抱える方の声に耳を傾ける時間を設けて活動されているほか、森林リトリートの立ち上げにも取り組まれています。
今回の授業では、セルフケアの考え方や、人には「共感疲労」があり、誰かに寄り添うからこそ心が疲れてしまうことがある、というお話をしてくださいました。
また、つくばに来られてからまだ1年ほどであり、お坊さんとしての活動をやめたいと思った時期もあったそうです。それでも、好きかどうかだけではなく、「自分がやらなければならないことなのか」という視点を持ちながら、仕事や活動と向き合ってこられた姿がとても印象的でした。
現代では、仕事に楽しさを求めすぎているのではないか。好きなことだけを仕事にできるのだろうか。そうした問いも、学生たちに投げかけてくださいました。
好きなことと、長く続けられることは、最初から一致しているとは限りません。しかし、続けていく中で少しずつ重なり合っていくものなのかもしれないと感じました。
さらに、自分の状態を観察することがセルフケアにおいて大切であり、書き出すことで自分自身を客観的に見つめることができるというお話もありました。
忙しく変化の速い現代社会において、自分を見つめ直す時間を持つこと、オンとオフを意識して切り替えることはとても大切です。心と身体の健康をどのように維持していくのかを考え、意識的にセルフケアを行う必要性を改めて感じました。
学生たちにとっても、二瓶さんと穏やかな時間を共有しながら、普段はなかなか考える機会の少ない自分自身の内面や、これからの生き方に目を向ける貴重な時間となりました。
二瓶さん、お忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
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