こんにちは。
つくば市の英会話スクール、Helenaの松本マークです。
Helenaでは、つくば市を中心に、土浦市や近隣地域からも多くの子どもたちに通っていただいています。
最近、子どもたちの英語教育や、これからの英会話スクールの役割について考える中で、改めて感じていることがあります。
少し長くなりますが、お時間のあるときに読んでいただけたら嬉しいです。
これから英語教育は、今まで以上に便利になっていくと思います。
AIを使えば、家にいながら英単語や文法、発音の練習ができます。
学童の中で英会話や塾、プログラミングなどの習い事まで終わらせて、そのまま保護者の方がお迎えに行く。
そんな形も、これからますます増えていくでしょう。
仕事や家事で忙しい保護者の皆さまにとって、これは本当に便利なことだと思います。
私自身、便利になることを否定するつもりはまったくありません。
むしろ、AIを含め、英語学習に使えるものはどんどん活用していけばいいと思っています。
ただ、その一方で最近よく考えることがあります。
子どもの英会話スクールというと、
「週に1回、55分英語を習う場所」
というイメージがあると思います。
もちろん、英語をしっかり身につけてもらうことは、私たち英会話スクールの大切な役割です。
でも、長年つくばで子どもたちを見ていると、Helenaで過ごしている時間はレッスンの55分だけではないように感じます。
保護者の方と一緒にHelenaまで来る。
入口でスタッフや英会話の先生と顔を合わせる。
いつもの友達に会う。
教室に入って英語を使う。
そして帰り道に、「今日どうだった?」と話す。
この一連の時間すべてが、子どもにとってのHelenaなのではないかと思うようになりました。
ここは誤解のないようにお伝えしたいのですが、私は、
「送迎すること自体に価値があります」
と言いたいわけではありません。
つくばや土浦は車で移動するご家庭も多く、毎週決まった時間に子どもを英会話スクールへ連れていくことは、保護者の皆さまにとって大きな負担だと思います。
仕事を早く切り上げたり、兄弟姉妹の予定を調整したり、雨の日も暑い日も車を出したり。
簡単なことではありません。
だからこそ、その時間がただの「移動時間」で終わらなければいいなと思っています。
例えば、
「今日は何するの?」
「今日どうだった?」
「先生に褒められたよ。」
「今日はちょっと難しかった。」
「こんな英語が言えるようになったよ。」
そんな何気ない会話が、英会話の行き帰りの車の中で生まれることがあります。
片道15分なら、往復で30分。
年間40回来るとすると、約20時間になります。
20時間と考えると、意外と長いですよね。
もちろん毎回、英語や教育について真面目に話す必要はありません。
何も話さない日があってもいいと思います。
でも、ときどき、
「今日どうだった?」
と聞く時間がある。
そのこと自体が、子どもにとっては大切なのかもしれません。
AIやオンライン英会話は、本当に便利です。
学童の中で習い事まで完結できることも、忙しい家庭にとって大きなメリットだと思います。
一方で、便利になればなるほど、
ということも起きるのではないかと思います。
Helenaでは、保護者の皆さまと英会話講師、スタッフが毎週顔を合わせます。
だからこそ、
「最近、自分からよく発言するようになりましたよ。」
「今日は本当に楽しそうでした。」
「前は間違えると黙ってしまっていたけれど、最近はもう一度言ってみようとしています。」
「この英語表現、とても上手になりましたよ。」
そんな小さな変化をお伝えできます。
これは特別なことではなく、Helenaがつくばで英会話スクールを続ける中で、これまでも大切にしてきたことです。
でも、これからの時代には、こうしたことがますます大切になるのではないかと思っています。
保護者の方にそう感じてもらえること。
これは、英語の上達と同じくらい大切なことかもしれません。
子どもの英語学習というと、どうしても分かりやすい結果に目が向きます。
単語をたくさん覚えた。
テストの点数が上がった。
英検に合格した。
もちろん、どれも嬉しい成長です。
でも、私たちが見逃したくない成長は、それだけではありません。
例えば、
以前は分からないと黙っていた子が、
「分からない。」と言えるようになった。
間違えることが嫌で英会話の活動に参加できなかった子が、
間違えてももう一度挑戦した。
なかなかお母さんやお父さんから離れられなかった子が、
一人で教室に入れるようになった。
人前で話すのが苦手だった子が、
小さな声でも自分の意見を言った。
こういうことも、全部その子の成長だと思っています。
大人から見れば、本当に小さなことかもしれません。
でも本人にとっては、とても大きな一歩であることがあります。
だからHelenaでは、
結果だけで子どもを判断しない。
一度できなかったからといって、「この子はできない」と決めつけない。
英語力だけではなく、その子なりの小さな挑戦や変化を見つける。
そういう英会話スクールでありたいと思っています。
英会話のレッスンの中で先生が子どもの小さな変化に気づいたとしても、そのことを先生だけが知っているのは、もったいないと思っています。
私が理想としているのは、
という流れです。
例えば帰宅後に、
「先生が、最近すごく発言するようになったって言ってたよ。」
と保護者の方が伝える。
すると子どもも、
「そうなのかな。」
「前よりできるようになったのかな。」
と、自分自身の変化に気づくかもしれません。
子どもは、意外と自分の成長には気づかないものです。
だからこそ、周りの大人が気づいて、言葉にしてあげる。
そうした小さな積み重ねが、自信につながり、英語でもそれ以外のことでも、次の挑戦につながっていくのだと思います。
子どもにとってHelenaは、学校ではありません。
家でもありません。
学童でもありません。
毎週通う、もう一つの場所です。
そこには、自分のことを知っている英会話の先生がいる。
受付で声をかけてくれるスタッフがいる。
いつもの友達がいる。
去年教えてくれた先生がいる。
長く通っている子なら、小さい頃の自分を知っている人もいる。
小学生から中学生、高校生まで長く通ってくれたら、
Helenaが、
「昔、英語を習っていたところ」
ではなく、
になってくれたらいいなと思います。
Helenaは長く、つくばを中心に地域の子どもたちの英語教育に関わってきました。
つくば市だけでなく、土浦市や近隣地域から通ってくださる子どもたちもいます。
だからこそ、一人の子どもの数年間だけではなく、その子が成長していく姿を長く見られる英会話スクールでありたいと思っています。
これからAIは、もっと便利になります。
発音も見てくれる。
英文法も直してくれる。
一人ひとりに合った英語の問題も作ってくれる。
英会話の練習相手にもなってくれる。
そうなると、
「AIにはできないことをやらなければ」
と考えたくなります。
でも私は、少し違うと思っています。
AIと競争する必要はないのではないでしょうか。
AIが得意なことは、どんどん使えばいい。
英単語、文法、発音練習、復習、一人ひとりに合わせた問題作成。
便利なものは、英語教育の中にも取り入れていけばいいと思います。
その分、実際に人が集まる英会話のレッスンでは、
一緒に笑う。
相手の話を聞く。
自分の意見を英語で伝える。
間違える。
もう一度挑戦する。
人前で話す。
相手と相談する。
助けてもらう。
誰かを助ける。
そんな経験をたくさんしてほしいと思っています。
だからHelenaが目指したいのは、
「AIにはできない英語教育」
ではありません。
もちろん、Helenaは英会話スクールです。
子どもたちの英語力が伸びることは、とても大切です。
ですから、英会話レッスンの質を高めることは、これからも変わらず続けていきます。
ただ、私たちが提供しているものを、
「週1回55分の英会話」
だけではなく、
と考えてもいいのではないかと思っています。
そして、いつか子どもたちが大人になったときに、
「昔、Helenaで頑張ったな。」
「あの先生に励ましてもらったな。」
「最初は全然英語が話せなかったな。」
と、少しでも思い出してもらえたら嬉しいです。
子どもにとって、
保護者の皆さまにとって、
そんな英会話スクールでありたいと思っています。
AIやオンライン学習など、便利なものがどんどん増えていく時代だからこそ、
子どもの成長に、家族や先生、友達がちゃんと関わる時間を大切にしたい。
つくば、土浦、そして近隣地域の子どもたちにとって、Helenaがそんな場所であり続けられたらと思っています。
最近、そんなことを考えています。
松本マーク
Helena English School